ハーブの育て方|家庭菜園で育てやすい種類は?

長い歴史の有るハーブは、料理や薬草としてだけでなく、アロマ効果も有るとても魅力的な植物です。ハーブを室内で育てる方法を紹介します。

 

ハーブとは?

ハーブというと、すぐに思い浮かぶのは、ローズマリーやラベンダー、カモミールやミントなどでしょうか?

香りが強く、料理の香料やお茶として使用したりする時に使う植物のイメージがありますが、「ハーブの定義」というものがあり、それによると、香りがあって刺激性のある、食用や薬などに使われる植物の「茎・葉・花」をハーブと呼ぶと決められています。

 

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ハーブの育て方

ハーブは、種で売られていることも多いですが、初めて育てる場合は、苗を購入してプランターなどで育てたほうが、時期によっては1ヶ月程度で収穫することができるのでおすすめです。では、育て方を紹介していきますが、苗からの育て方について紹介します。

 

苗の植え付け

準備する物

  • ハーブの苗:葉っぱが黄色くなっているものや虫食いの跡があるもの(穴が開いているもの)は避けましょう。
  • プランター又は鉢:15cmほどの深さがあれば、大抵のハーブを育てることが出来ます。ただ、草丈の高いハーブ(バジルやローズマリーなど)を育てる場合は、深さが20cm以上合ったほうが良いでしょう。
  • 鉢底石:プランターに土を入れる前に敷く軽石で、土の水はけを良くします。
  • 鉢底ネット:水やりをした時、プランターの底穴から土が流出するのを防止します。
  • 土:ハーブ用又は野菜用の培養土を準備します。それらは、ハーブが育つのに必要な肥料などが事前に混ぜ込まれているので、プランターに入れればすぐに、苗を植えることが出来ます。
  • 上記以外に、シャベルやジョウロ、手袋、作業スペースに敷くシート等必要に応じて準備して下さい。

 

 

植え付け手順

  1. プランター(鉢)の底穴に鉢底ネットを置き、底が見えなくなるまで鉢底石を敷き詰めます。
  2. 用意した培養土をプランター(鉢)の1/3程度まで入れます。
  3. 苗を土ごとポットから取り出し土の上に置きます。この時、根っこに付いている土は崩さないように注意して下さい。また、同じプランター(鉢)に同時に数株植える時は、それぞれ10~15cmほど間隔を空けて並べて下さい。
  4. 苗についた土が、プランターの縁より1~2cmほど下になるように、残りの培養土をプランター(鉢)に足していきます。この時、一緒にハーブの葉を埋めたり、ハーブに土がかかったりしないように気をつけましょう。
  5. 培養土を入れ終わったら、苗の根っこと培養土が馴染むように、手のひらで軽く土を押さえましょう。この時、培養土が少ないようなら(プランターの縁から1~2cmより低い位置にあったら)1~2cmくらいの高さまで培養土を足し、培養土と苗についた土の表面が平らになるようにならして下さい。
  6. 最後に、底から水が染み出すまでたっぷりと水やりをします。

 

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水やり・肥料

プランターの土の表面が乾いてから、水をたっぷりと与えましょう。「たっぷりの水やり」とは、プランターや鉢の底から水が染み出してくるまで水を与えることで、これが水やりをする時の基本となります。

またハーブだけでなく、植物を鉢植えやプランターで育てる場合の水やりの基本となります。水やりをする時、口から直接水が出てくる様な水挿しなどで水を与えると、土が水圧によってえぐれてしまうことがあるので、シャワーのついたジョウロなどで与えることをお勧めします。

 

また、室内で育てる場合、霧吹きなどでたっぷりと水やりしても良いでしょう。肥料に関しては、もともと培養土に含まれているので、1ヶ月くらいは特に肥料を与えなくても大丈夫です。ただ、1ヶ月近く経つと効果は薄れ、葉っぱが黄色っぽくなってきます。

葉っぱが黄色っぽくなると、肥料が切れてきたというサインなので、液体肥料を追肥しましょう。肥料の希釈等は、パッケージ等に書かれた使用方法の記載に従って下さいね。

 

 

置き場所

種類によって多少異なりますが、多くのハーブは、日当たりが良い場所を好むので、日差しの良く入る窓際や明るい日陰の場所で育てると良いでしょう。

また、丈夫なハーブであっても、風通しが悪く、ジメジメした環境では根腐れを起こしやすくなるので、風通しにも気をつけて置き場所を選んで下さい。

また室内で育てる場合、どうしても光の当たり方が一方方向殻になってしまいがちなので、ハーブ全体に日の光が当たるように、時々プランターや鉢を回して向きを変えてあげましょう。

 

 

収穫

うえたハーブによって異なりますが、だいたい植え付けた後1ヶ月程経つと、新しい葉っぱが出ています。新しい葉っぱが出てくると、収穫時できるので、ハサミで茎や葉っぱを摘み取りましょう。

ハーブを収穫する時は、葉っぱを下から10枚ほど残して摘み取って下さい。そうすることで、新しい葉っぱがさらに伸びてきます。また、ハーブは育つとどんどん茎や葉っぱが茂ってくるので、どんどん間引いて風通しを良くしてあげましょう。

もし、ハーブを使い切れない時は、風通しの良い所に吊るして、ドライハーブにしておけば、ハーブティーの茶葉やポプリとしても利用することが出来ますよ。

 

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家庭菜園で育てやすいハーブの種類

ハーブを育てるというと、環境が整った庭が必要なイメージですが、ハーブと呼ばれる植物の多くは、丈夫な性質のものが多いので、植物を育てられる庭がなくても、ハーブを育てたことがなくても、それほど育てるのは難しくありません。

ただ、中には、手間ひまをかけてお世話をしないと行けないハーブもあるので、ここからは、室内でも育てられる初心者向けのハーブを紹介します。

 

バジル

イタリア料理には欠かすことが出来ないバジル。このハーブの代表ともいえるバジルは、ハーブの中でも育てやすく、室内栽培も出来ることから初心者向けのハーブともいえるでしょう。

バジルは、日の光が大好きなので、室内においても、日差しが良く入る窓際などに置いて育てると良いでしょう。他に、水も大好きで乾燥には弱いので、特に夏場は、水切れを起こさないように気をつけて下さい。

水やりをしっかりやれば、ぐんぐんと伸びます。また、伸びた目を摘んで脇芽が出るようにすると、枝数が増え、葉っぱの数も増やすことが出来ます。

 

 

ミント

ミントには、週種類の品種がありますが、比較的どの品種も育てやすく、初心者向きのハーブの1つです。ミントは、多くの人が知っている通り、爽やかな香りのするハーブでミントティーやサラダとして利用されることも多いです。ミントティーは疲れた時に飲むと、癒やしの効果で心が落ち着きますよ。

耐陰性があるミントは、日陰でも十分に育つので、キッチンなどあまり日当たりが良くない場所でも育てることが出来ます。また、爽やかな香りには、防虫効果や防臭効果もあると言われています。

 

 

ローズマリー

肉や魚の臭みを消す時に用いられるローズマリーは、集中力や記憶力を高める効果や殺菌作用・酸化防止作用があり、効能の豊かなハーブです。

耐陰性があるので、日陰でもよく育ち、害虫も付きにくいため、初めてハーブを育てる人にもおすすめのハーブです。また、多年草で年に数回、小さな可愛らしい花も付けるので、長く楽しむことが出来ます。

ローズマリーは、乾燥に強いですが、過湿な環境が苦手なため、水を上げすぎると根腐れを起こして枯れてしまいます。ですから、土の表面が乾いてから水をたっぷりと与えましょう。

 

 

シソ

シソというと、梅干しに入っている赤シソを思い出しますが、これもれっきとしたハーブの一種です。シソには、青ジソや赤シソの他にも、「青チリメンシソ」や「カタメンジソ」など、色や香りの違う品種がありますが、育て方は基本的にどの品種も同じで、株を抜かずに残しておくと、翌年からも自生するほど丈夫です。しかも、日陰でもよく育つので、置き場所はそれほど気にかけなくても大丈夫です。

ただ、乾燥と低温には弱く、霜に当たると枯れてしまうので、寒くなる時期の置き場所には注意が必要です。また、乾燥に弱いことから、土壌が乾燥してしまうと、生長が悪くなるので、夏場は特に水切れに注意しましょう。保水力の高い土壌で育てるとよく育ってくれます。

 

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まとめ

室内でハーブを育てる方法と育てやすいハーブを紹介しました。ハーブは、比較的生命力の強い植物なので、水やりに気をつければ、植物を育てたことがない人でも、育てやすい植物です。

部屋の環境によって合うハーブは異なると思うので、自分と育てる環境と相性が良いハーブを見つけてくださいね。