パキポディウムの育て方|種類、水やり、特徴は?

キョウチクトウ科パキポディウム属の多肉質でトゲのある茎が徳利や壺のようにも見えるパキポディウムとゆう観葉植物をご紹介します。

 

観葉植物パキポディウムの特徴

パキポディウムの仲間はアフリカ南部とマダガスカルに10数種自生しています。サボテンのような茎は樽形からボトル状、小低木から塊_茎状になるものまで様々です。茎の上部から葉を出し、なんともユニークです。

自生地では高さ6~7mにもなって枝が分岐します。気温25度以上の環境では花も咲かせます。キョウチクトウ科ならではの黄色や白色の可愛らしい花です。原生地は南アフリカ・マダガスカルです。

サボテンが茎で光合成を行うのに対して、パキポディウムは葉で光合成を行います。トゲのある茎のてっぺんから生えるパイナップルのような葉を育てていくと愛着がわく、そんな観葉植物です。

 

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観葉植物パキポディウムの育て方

日光・置く場所・温度

パキポディウムは一年中、日光の良く当たる風通しのよい場所で管理します。5~9月は戸外の日光が良く当たる、雨が直接当たらない軒下などに置くとよいでしょう。

ある程度の低温にも耐えますが耐寒温度は5~7度ですので気温が下がり切る前、秋以降~春までは室内の明るい場所に置きます。

 

 

水やり

乾燥地帯の植物ですのでどちらかとゆうと乾燥に強く、過湿に弱いです。土は乾かし気味に管理します。土がしっかりと乾いたことを確認してからたっぷりと水をやり、またしっかりと乾かすといったメリハリのある水やりがポイントになります。枯れる原因の多くは水のあげ過ぎによる根腐れです。

秋以降、生育が鈍りますので水やりも控えます。置き場所にもよりますが、グラキリスなど塊根部が太くぷっくりしたものは水分をふくんでいますので冬の休眠期は断水します。

また、寒さで葉が自然に落ちた場合も休眠期に入った証拠ですので水を与えないようにします。細い茎のパキポディウム・ラメリーの冬季の水やりは月に1~2回程度で十分です。

 

 

水はけの良い土が適しています。市販のサボテン用の土か、赤玉土5・川砂または軽石3・腐葉土2などを配合した土もよいです。

 

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肥料

5~9月までの間、月に1、2回薄めた液肥を施すか、春と秋に緩効生固形肥料を置き肥してもよいです。

 

 

植え替え・植え付け

2年に一回程度、土の水はけが悪くなってきたら植え替えをします。3~5月頃、根鉢の土を1/3程度落とし新しい排水性の高い用土に植え付けます。植え付けた後はすぐに水を与えず、2~3日たってから水を与えます。

トゲが鋭利なため、植え替え時に厚めの手袋をするとよいです。

 

 

病気・害虫

アブラムシが付くことがあります。トゲの間についたときは綿棒などでこすりおとします。たくさんついてしまった場合はシャワーなどで洗い流しましょう。

 

 

増やし方

挿し木でも増やすことはできますがやや難しいようです。花が咲けばその後、実がつきますので実生で増やすことも可能です。まずは花が咲くことを意識して環境を整えてみましょう。

 

 

茎が曲がってきた

窓辺などに置き、一方向だけから光をあてると茎が曲がってしまいます。時々鉢を回し、均等に光が当たるようにします。

 

 

幹がくびれたようになってきた

極端な水切れ、あるいは肥料不足が考えられます。水は多くは必要としませんが、極度の不足は堪えます。幹が細くなってきたら肥料を与えるか、水やりのペースを見直してみましょう。

 

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葉が落ちる

寒さや環境の変化で葉が落ちることがあります。長期間外出していて帰ってきたら葉が落ちていたとゆうことはよくあることです。なるべく気温の急激な変化を避けるようにします。仮に寒さで葉が落ちてしまっても春になるとまた芽吹きます。

 

 

鉢のDIY、アレンジ

パキポディウムは赤色やオレンジ色など鮮やかでポップな色がよくあいます。なかなか好きな色の鉢と巡り会えることって少ないですよね。そんなときは作ってしまいましょう。

100円ショップでも売っているような素焼きの鉢を用意します。そこに下地としてお好きな色の水性ペンキを塗ります。ゴツゴツした質感を出したいときは水で溶かした石膏を塗ってもよいでしょう。

 

しっかり乾いてからメインの色を薄く塗って伸ばします。なるべくべったり塗らずに下地がうっすら見える程度かすれた感じに重ねることがポイントです。スポンジで叩くように色を乗せるとソフトな雰囲気に仕上がります。

ペイント鉢にお好きな布を貼っても可愛いですよ。また、チャーミングな形のパキポディウムはブリキ缶にもよく合います。浅めのトマト缶などに植え付けてジャンクなイメージで飾ってもおしゃれです。鉢底に穴を開けることを忘れずに。

 

 

ポキポディウムの種類

 

パキポディウム・ラメリー

出典:東村隠れ多肉館

原生地:マダガスカル

ポキポディウムの代表的な品種です。茎が細く、トゲが鋭利で白い花を咲かせます。

 

 

パキポディウム・ブレビカウレ

出典:minne

  • 原生地:マダガスカル
  • 別名:えびす笑い

マダガスカルの中でも高地に自生するため日本の高温多湿な環境には弱いといえます。蒸れに注意して鉢内が高温になりすぎないように注意します。

 

 

パキポディウム・グラキリス

出典:カメとタンガニイカシクリッドとエアプランツの飼育記録

近年の塊根植物ブームで人気が上がり、希少種になりつつあるグラキリス。塊根部が大きくなればなるほど希少価値が高く、値段も高額になります。

 

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まとめ

パキポディウムは多肉植物として分類されがちですがキョウチクトウ科の木になります。そのため、このようなトゲがあり多肉質で葉もあり花も咲く植物は珍しく、近年人気が高まりつつあります。

塊根部が大きなものは希少価値が高く、コレクターも存在し高値で取引されることも多いです。原生地から取り寄せたワイルドな形状のものは形こそ魅力的ですが、根が切り落とされ、根が張っていないことも多くそんな種が高値で売られていることも実情です。

購入するときはある程度、根張りの進んだぐらぐらしていないものを慎重に見極め、購入することをおすすめします。