アロエの種類|人気の品種の特徴や写真は?

アロエは、古くから身近にある薬草として親しまれ、日本でも多くの家庭で栽培されてきました。そんなアロエにも、いろいろな種類があるということを知っていますか?アロエの種類を紹介します。

 

多肉植物アロエの特徴

アロエの原産地は、南アフリカやアラビア半島で、現在も南アフリカを中心とした砂漠や草原で、多くの種類のアロエが自生しています。また、約500種類もの原種が知られており、大木のように20m近くまで育つ種類から、高さが5cmほどまでにしか育たない小型種まで様々です。

肉厚でトゲのある葉っぱを持つアロエは、暑さにも寒さにも耐えられるため、とても育てやすい植物として知られています。更に、赤やオレンジなどの綺麗な花を咲かせる種類も多く、開花期間も長いです。

 

アロエの中で、薬として用いられているのは「キダチアロエ」で、エジプトでは不滅の植物と呼ばれ、日本でも生薬として用いられてきました。

また、食用としては、「アロエベラ」という品種が用いられています。アロエベラの葉肉は、ゼラチン質で、苦味はなく、ビタミンやβカロチンなどの栄養素を豊富に含んでいます。

 

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観葉植物アロエの育て方

アロエの育て方は、比較的簡単で他の多肉植物の様に、季節ごとに手入れ方法を変えることも、ほとんどありません。よく日にあたって育ったほうが、元気で丈夫な株に育つため、年間を通して日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。

耐陰性があるため、半日陰の場所でも育つことだできますが、日照不足になると徒長を起こしたり、葉っぱのしたの方から枯れてきたりすることがあります。寒さには、多少苦手な部分もありますが、順応性が高く、断水すれば0℃近くまで耐えてくれます。

 

ただ、冬の気温が0℃を下回るよううな寒い地域で、ベランダなどの屋外で育てている場合は、室内に取り込んで育てたほうが良いでしょう。水やりに関しては、乾燥に強い性質があるので、多少水やりの間隔が空いても、すぐ枯れるということはありません。

春から秋にかけては、土の表面が乾いてからたっぷり水を与えるようにして下さい。冬場は、殆ど水やりをする必要はなく、断水気味に育てます。

そうして育てたほうが、耐寒性が上がり、冬の寒さにも耐えやすくなります。ただ、室内で育てる場合には、この限りではなく、室温やアロエの状態に応じて水やりの回数を加減して、水を与えて下さい。

 

 

アロエの人気種類

 

キダチアロエ

アロエと聞いて、多くの人が思い浮かべるのが、このキダチアロエの姿ではないかと思います。先が尖った細長い葉っぱの縁には、ギザギザとしたトゲが付いており、生長するにつれて、枝は多数に分けれます。

「医者いらず」と別名が付くほど、火傷や胃腸の薬など民間薬草として多くの家庭で栽培され利用されてきました。暖かい地域では、露地植えで栽培さてることもあり、その場合、2m近くまで育つこともあります。

厳つい樹形やキダチアロエの効能に目が行きがちですが、実は、真冬には赤橙色で筒状の花を楽しむことも出来ます。近年では、ワシントン条約により輸出入が制限されています。

 

 

アロエ・ベラ

アロエベラも、アロエの種類の中では、代表的な品種で、名前のベラとは、ラテン語で「真の」という意味があります。そのことから、「本アロエ」や「本蘆薈(ほんろかい)」とも呼ばれています。

古代エジプトの壁画にも登場しているこのアロエ・ベラは、その頃から薬として利用されていたそうです。現在は、主に食用として栽培され、ゼリー状の葉肉は、シロップ漬けにしてヨーグルトと一緒に食べられたり、日本では、刺し身として食べられることもあるようです。

このアロエベラは、株の中心部分から新しい葉っぱが成長していくため、外側の葉っぱに慣ればなるほど古い葉っぱになります。そのため、外側の葉っぱは、新たに葉っぱが成長するのに伴って、枯れていきます。

 

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アロエ・ノビリス

出典:https://www.weblio.jp/

園芸名としては「不夜城」という名でよく知られているアロエです。茎は太めで厚みのある葉っぱは、幅が広くアロエにしては短めです。その葉っぱが、ロゼット状に展開し上へと伸びていきます。

葉っぱ自体は、緑色をシていますが、縁にあるトゲは明るい黄色で、触ると結構したいです。また、葉っぱの表面にもトゲがあるので、手入れをする時は、十分な注意が必要です。6月中頃から7月中頃までは、不夜城の花を楽しむことも出来ます。

 

 

アロエ・ストリアータ

https://item.rakuten.co.jp/yukei/s1369/

別名を滋光錦(じこうにしき)というストリアータは、トゲがつきもののアロエの中では珍しく、葉っぱにトゲがない品種です。

生育環境によって、大きく個体の差が出ますが、葉っぱの縁は淡いピンク~赤色のラインで縁取られる特徴があります。また、葉っぱの表面には、ライトグリーンや白色の線状の斑がたくさん入ります。

 

生長すると葉っぱの長さは、30~50cmほどにまで伸びます。鉢植えの場合、茎が地上に出てくることはあまりありませんが、長く育てていると、横たわった茎が地上に顔を出し、1mほどまで伸びることもあります。

12月~3月頃にかけては、オレンジ色~濃いピンク色の小さな筒状の花をたくさんつけます。

 

 

アロエ・サポナリア

出典:http://d.hatena.ne.jp/hantubojinusi/touch/20100211/1350299257

別名をシャボンアロエ、和名を明鱗錦(めいりんにしき)といいます。シャボンアロエという名は、このアロエの葉っぱをすり潰し、水を加えると泡立つことからつきました。

軽く外側に反った葉っぱは、厚みがあり幅広の三角形をしています。葉っぱには、白い斑が入り、まるで葉っぱに鱗があるように見えます。葉っぱの縁には、短いトゲが生えています。

草丈は、30cmほどにまで伸び、数年経つと、花茎を1mほどまで伸ばし、その先端に筒状でオレンジ色の花を咲かせます。

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アロエ・ヴァリエガク

出典:https://plaza.rakuten.co.jp/taniku12/4002/

和名では千代田錦(ちよだにしき)と呼ばれているアロエで、観賞用の品種として、アロエの中では上位の人気を誇っています。

葉っぱは、すっと上を向いて伸び、点状の白い斑が入っているのが特徴です。葉先の濃い緑色は、茎に近づくほど白っぽくなり、そのグラデーションがとても美しいです。また、花茎の短いオレンジ色の花も観賞価値が高いです。

 

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アロエ・ディスコイングシー

出典:https://item.rakuten.co.jp/luz-shop/10001061/

アロエの中では、最も小さい品種と言われている「アロエ・ディスコイングシー」は、生長しても、直径はわずか5cm~7cm程度までにしか大きくなりません。

葉っぱはロゼット状に広がり、それが群生して育ちます。周期が不定期ですが、小輪の花を咲かせます。その花は、どこか山野草の雰囲気を醸し出しています。

 

 

アロエ・プリカティリス

出典:https://ayanas.blogspot.com/2014/04/aloe-plicatilis.html

和名では、「乙姫の舞扇(おとひめのまいおうぎ)」と呼ばれるこの品種は、葉っぱにトゲがなく、長細いまるでベロのような葉っぱを、左右交互に順序良く出しています。

葉っぱの表面は、白い粉に覆われており、株が大きく育つと、8月~10月にかけて、橙赤色の花を咲かせてることもあります。

 

 

鬼切丸

出典:http://graceup.theshop.jp/items/4784699

葉っぱの表面全体が、ゴツゴツとしたトゲに覆われている見るからに厳つい雰囲気を漂わせたアロエです。南アフリカでは、アロエ・ベラと並び薬用の植物として栽培利用されています。

あまり枝分かれはせず、一本立ちに育ち、生長すると150cmまで大きくなる大型のアロエです。

 

 

アロエ・ブローミー

出典:https://item.rakuten.co.jp/luz-shop/10000563/

「獅子錦(ししにしき)」という和名のほうを耳にしたことがある人がいるかも知れませんね。南アフリカの乾燥地帯で自生している品種で、葉っぱはロゼット状に広がり、茎は立ち上がりません。

葉っぱの縁には赤い色をしたトゲがたくさん生えています。トゲが赤色で目立つ分、見るからに強そうで痛そうですよね。実際トゲを触ると結構痛いです。

 

 

アロエ・クラビフローラ

出典:http://banjoscorner.jugem.jp/?eid=218

雪女という和名がついているこのアロエは、他にも、スノーアロエやスレンレスアロエという名前があります。というのも、クラビフローラの葉っぱは名前に、「ステンレス」と付くほどとても硬く、トゲは肉厚な葉っぱにまばらについているのが特徴です。

また、葉っぱは、おしろいが叩かれたかのように白っぽく、その雰囲気から「雪女」という流通名が付いたといわれています。ただ、葉っぱの白さや硬さには、多少個体差があるようです。

 

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まとめ

いかがでしたか?今回は、アロエの種類を紹介しました。上で紹介した品種の他にも、葉っぱの色が茶色い「チョコレート」や葉先が丸い「月明かり」となど、個性的な品種が多いですね。

どの品種も、アロエは比較的育てるのが簡単なので、もし気に入ったものがあったら、ぜひ育ててみて下さい。ただし、お世話をする時は、アロエのトゲには十分注意してくださいね。

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