モンステラの育て方|水やり、肥料、病気、害虫は?

大きく切れ目が入った葉が特徴的で、南国気分を味わうことの出来るモンステラは、お部屋のインテリアとしてもインパクト抜群なので、人気の高い観葉植物です。

南国ムードいっぱいのモンステラの育て方を紹介します。

 

人気の観葉植物モンステラの特徴

モンステラの原産地は、熱帯アメリカでツル性の植物です。種類は、20~40種類あると言われており、あの切れ込みのある特徴的な葉っぱは、生長するにつれて切込みが入ったり穴が空いたりします。

ですので、葉がまだ小さい間は、それほど切れ込みは入っていません。

 

葉っぱが生長するまでは、どのような切れ込みが入るかわからないので、葉がどんな形になるのかも、生長を待つ楽しみになりますね。比較的乾燥に強く、また耐陰性にも優れているので、日光が入らない場所で時々水やりをするだけでも元気に育ってくれます。

とはいえ、日の入らない場所だけでずっと育てるのではなく、時々は光を当てて育てることが大切です。

 

葉の縁についた水孔(すいこう)も、モンステラの特徴の1つだと思います。これは排水器官であるため、朝にモンステラの葉を見ると、縁に水滴がついていることがあります。葉がこのような状態にある時は、モンステラが健康な状態にあるということです。

また、モンステラには、気根(きこん)といって、茎からひょろ長いものが生えてくるのも、特徴の1つです。この気根から、空気中にある養分や水分を吸収したり、モンステラ自体の支柱の役割もしています。

とはいえ、放っておくと結構長く伸びるので、邪魔になるようでしたら切りましょう。気根を切っても、モンステラの生長には影響はありません。

 

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観葉植物モンステラの育て方

日光の当て方、置き場所は?

耐陰性に優れた植物なので、多少日が入らない部屋でも育ちますが、やはり植物ですので、日光に当たったほうが健康に育ちます。

ですので、可能であればなるべく日の光が当たる場所に置くか、もし日陰の場所に置く場合は、時々日光浴をさせてあげましょう。

 

しかし、室内であっても、直射日光が当たる場所で育てると、葉が火傷のような状態になる葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテンなどをして直射日光を避けるようにしてください。

また、エアコンの風が直接当たるような場所においても、葉が傷んでしまうため、なるべく風が直接当たらない場所で育てて下さい。

その他にも、高温多湿に強いモンステラですが、寒さには弱いため気温が5℃以下にならないように、冬場は窓辺から離しておきましょう。

 

 

水やり

モンステラが寒さに弱いのは上記していますが、そのため季節や室温によって水を与えるタイミングを変えなければいけません。

 

・生長期(春から秋)

春から秋にかけては、モンステラの生長期です。この生長期には、土の表面が乾燥してきたら、鉢の底から水が流れ出すまで水を与えて下さい。特に、夏は土の乾きも早いので、毎日水やりしても大丈夫です。

ただ、過度に水を与えると根腐れを起こし、枯れてしまう可能性があるので、夏場でも土の表面に乾燥が見られない時は、乾燥したから水やりするようにして下さい。

 

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・室温が10℃以下(冬)

気温や室温が10℃以下になると、モンステラの生長は緩やかになります。そのため、水分の吸い上げも緩やかになり、あまり水を必要としないので、土の表面が乾いてから数日間(2~3日程度)明けてから水を与えましょう。

この時も、水を上げる時は生長期と変わらずたっぷりと水を上げましょう。

 

 

葉っぱの手入れ

モンステラの葉は、大きく広ため、ホコリが付きやすく放っておくとホコリが積もってしまいます。ですので、2~3日に一度、葉をやわらかい布などで拭いて下さい。また、そのさい枯れた葉っぱは摘んで取り除きましょう。

さらに、毎日1回は霧吹きなどで葉っぱに水をあげましょう。この作業を葉水をすると言います。葉水は、葉っぱの乾燥を防いだり、害虫の予防にもなります。

 

 

肥料の与え方

基本的には、肥料を与えなくても育ちますが、与えたほうが成長が早いです。肥料を与える時は、晩秋から冬は避けて下さい。

その時期に肥料を与えると、肥料焼けと言ってかえってモンステラにダメージを与えてしまうので、肥料は春から秋の早い時期に与えるようにして下さい。

 

固形の緩行性化成肥料を2ヶ月に1回の間隔で与えましょう。また葉っぱに元気が無い時は、液体肥料を与えると、速効性があります。

ちなみに、有機肥料はコバエが発生する場合があるので、室内でモンステラを栽培する時は、化成肥料を使うことでそれを予防できます。

 

 

剪定

モンステラは、置かれた環境に適応すると、あっという間に生長することがあります。特に生長期のそれは著しいものがあります。

ですので、古くなってしまった葉や、育ちすぎてじゃまになってしまった葉や気根は、バッサリと剪定することをお勧めします。剪定には、切れ味の良いハサミやナイフを使いましょう。

 

ただ、モンステラを選定するときには、1つ注意が必要です。というもの、モンステラの樹液は、皮膚に触れると、その人の体質によっては、かぶれてしまうことがあります。

そのため剪定する時は、肌の露出を避け、手にはゴム手袋などをしてなるべく樹液に触れないようにして下さい。もし樹液に触れてしまった時は、その箇所を流水できれいにしっかりと洗い流すようにして下さい。

 

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観葉植物モンステラの害虫と病気

モンステラは、基本的に病害虫に強いとされていますが、全くそれらの被害に合わないというわけではありません。

ここでは、モンステラに発生しやすい病害虫について、その発生の原因や対処法を紹介します。

 

 

ハダニ

このハダニは、黄緑や赤い色をした1mmにも満たない小さな害虫で、葉の裏側に寄生して吸汁します。吸汁された箇所が、白い斑点になるため、そこからハダニの発生を知ることが出来ます。ハダニをそのまま放置すると、枯れてしまう可能性があります。

ハダニは、夏や冬に暖房のきいた暖かい時期など、気温が高く空気が乾燥すると発生しやすくなります。

ハダニが発生した時は、専用の殺虫剤を散布するか、もしまだ被害が少ない(ハダニの数が少ない)ようなら、ハダニは水に弱いので、水を吹きかけて退治してもいいでしょう。

 

 

カイガラムシ

カイガラムシは夏の暑いに発生しやすく、放っておくと葉っぱが枯れる可能性があります。このムシは、成虫になると、体を守るためにワックスのようなものを身体から分泌し、それが貝殻のように体を覆います。

そうすることで、殺虫剤などの薬剤が効きにくくなるため、成虫になって発見した時は、歯ブラシのようなもので、直接こすり落とすことでしか退治できません。

また、気温によって卵から孵化することもあるので、全部駆除した後でも、しばらくは水やりの際などに、こまめにチェックするといいでしょう。

 

 

黒すす病

黒すす病は、カイガラムシが糞をする事でそれに寄ってくる菌で発生する病気で、この病気自体は1年を通して発症しやすいですが、特に夏に発生することが多いです。

葉に黒いすす状の斑点が拡がり、それが薄い皮膜のようになります。そのため、見た目にも悪くすす状の膜で覆われることで、葉っぱが光合成しにくくなります。

 

黒すす病を発症したばかりの時は、輪っか状の小さな斑点が出来るのが特徴ですが、それを放置すると、植物全体に拡がります。

これは、すす病菌というカビの一種で、カイガラムシやハダニなどの糞尿を養分として繁殖するため、先ずは害虫を駆除することが急務です。

 

その後で、発症してしまった葉や茎などに殺菌剤を散布します。この殺菌は対症療法の意味合いが強いので、その効果は一時的で、再発する可能性が高いです。

ですので、薬を使用した後は、発症部位を拭き取ったり、発症部位が少ない場合は、剪定したり摘んだりして取り除きましょう。

 

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まとめ

アロハシャツの絵柄にもよく使われるほど、南国感いっぱいのモンステラ。置き場所と水やりの方法に注意すれば、育てるのはそれほど難しい観葉植物ではありません。

存在感抜群のモンステラの葉をお部屋のインテリアに加えてみてはいかがでしょうか?