ウンベラータの育て方|水やり、剪定、病気、害虫は?

大きくなるのも早くて育てやすい人気の観葉植物ウンベラータ。ウンベラータの育て方、病気や害虫について紹介します。

 

人気の観葉植物ウンベラータの特徴

近年、観葉植物を扱うお店には必ずといっていいほどディスプレイされているクワ科フィカス属ウンベラータ。原生地はアフリカ(アフリカ熱帯雨林気候区)。

「アンブレラ」=傘が名前の由来になっているくらい、広がる葉が雨や日差しから守ってくれるようなイメージです。

 

ウンベラータの魅力はなんといっても大きな明るい緑の葉と白い幹です。光を受けると葉脈が透け、生き生きとした生命力を感じられます。葉から光を吸収して光合成を行っています。

お部屋にひと鉢置くだけで パッと明るくなりナチュラルな印象になり、どんな鉢カバーにも合わせやすく育て方も難しくはないので、はじめて観葉植物を育てる方にはオススメのウンベラータ。

 

実はゴムノキの仲間なのです。ゴムノキほどの強健さはないものの、耐陰性も多少あり、置き場所さえマッチすれば長く楽しめます。

観葉植物としての魅力は室内で管理できインテリアとして楽しめることです。しかし耐寒性があるとはいえ、植物にとって日の当らない室内が必ずしも適しているとは言えません。

生き物であることを忘れず、自生地の環境をイメージしながら なるべく室内でもその環境を再現できるかが一番のポイントです。

 

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観葉植物ウンベラータの育て方

日光・置き場所・温度

ウンベラータは明るい場所を好みます。5~6月頃であれば屋外に出してあげるとぐんぐん新芽を出しますが、7、8月の夏の直射日光にうっかりあててしまうと葉やけをおこします。

葉やけした葉は細胞が死んで光合成ができなくなります。遮光して外に出すか、基本的には屋内の明るい場所で管理しましょう。

 

ウンベラータにつきやすい、カイガラムシなどの被害にあわないためにも 風通しのよい場所におくことがポイントです(それでもつくときは、つきます)。

暑さには強いですが、寒さに弱いですので室内であっても10℃を下回らないような場所に移動しましょう(耐寒温度5℃)下葉が黄色くなって落ちるときは 寒さか水切れが原因であることが多いです。

仮に寒さが原因で葉が落ちてしまっても 幹は生きていることが多いので 春の新芽が吹く時期まで水を切らさずに待ちましょう。

 

 

水やり

春~秋にかけて 土の表面がかわいたらたっぷりと鉢底からしみ出る程度水やりします。冬は水やりの回数を控えめにします。

暖房が効いた室内ですと乾燥しやすいので、土の状態をみながら水やりを調節してみてください。乾いてから少し間をあけて与えると耐寒性がアップします。

また、一年を通して葉水を与えるとカイガラムシなど害虫の予防にもなり 健康な葉を維持できます(葉水とは、葉から少し離して霧吹きで水を吹きかけ葉から水分を吸収させること)。

 

 

市販の観葉植物用の土か そこに赤玉土や鹿沼土を配合して水はけのよい土に植え付けます。

マグネシウムが配合されていると葉色が良くなります。

 

 

肥料の与え方

成長期の5~9月に毎月液肥を与えたり、大きくしたいときには緩効性肥料を3回ほど置きたします。

ただし 弱っている場合はこの限りではありません。肥料あたりするので 肥料は控えます。

 

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注意点

ゴムノキ系(フィカス属)全般に言えることですが、枝を切るとポタポタと乳白色の樹液が出ます。その樹液は人間の皮膚にはあまりよくない成分があり、場合によってはかぶれたりすることもあります。

小さいお子さんがいる家庭でウンベラータを育てるときは、小さなお子さんの手の届かない場所に置きましょう、また購入するときに下葉がないものを選ぶとよいです。

 

 

剪定

生い茂った葉を整理して風通しをよくするために、大きくなりすぎてしまった高さ調節のために定期的に剪定をします。

ウンベラータは発育が旺盛なので春先に剪定したら夏頃には次々に新芽を吹きます。剪定前に下に新聞紙を敷くなどして 樹液が垂れたときの対策をとっておくことをおすすめします。

 

樹形を整えたり高さ調節の剪定は、理想の樹形をイメージして 枝の天芽を切ります。

切る場所は幹の節、葉が落ちた跡(ぽこっと出ている場所)が成長点となりその方向に芽吹きますので、伸ばしたい方向を意識しながら成長点のすぐ下で枝を切ると、その切り口の脇からY字に新芽が出てきます。

 

ボリュームがありすぎる場合の葉落としはあまり気にせずバランスをみながら交互に葉がつくように切り落とします。切り口に樹液が止まるまでティッシュをつけておくと良いでしょう。

直立の一本仕立てのウンベラータも葉が落ちて不恰好な姿になってしまった場合、そのままにしておくより春先に思い切って切り詰めたほうが新しく新芽が再生しやすいです。

 

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増やし方

春先の成長期であれば挿木で容易に増やすことができます。元気のいい、新芽がでているような成長期の枝を葉っぱ2、3枚残して20~30cmほどの長さで切ります。

そのまま切り落とした枝をしめらせた赤玉土などに挿す方法もありますが、しばらく透明な容器に水挿ししておくと発根状態が確認できて失敗が少ないです。

その際は水を毎日とりかえて清潔に保つようにしましょう。しっかりと発根したら 鉢上げしますが、このときも水を切らさないようにします。しばらく半日影の風通しの良い場所で管理してください。

 

 

ウンベラータの誘引

園芸店で時々みかける幹が湾曲しているものは、誘引といって盆栽のように人工的に形をつくっています。

幹がのびて行く過程で紐を鉢に固定して幹に巻きつけ引っ張り気味に縛ります。小さい品種であれば伸ばしたい方向にワイヤーなどで誘導します。

その際幹に紐やワイヤーが食い込まないようにあらかじめ麻布などをまくと 幹に傷がつきません。

 

 

観葉植物ウンベラータの病気と害虫

カイガラムシ

ウンベラータに一番つきやすい虫がカイガラムシです。白い綿状のものはコナカイガラムシです。カイガラムシは昆虫の仲間で体長1、2mmで植物の樹液を吸って生きています。

カイガラムシ自体が植物を弱らせる原因にはなりませんが、その排泄物が蜜状にベタベタします。葉や茎についた蜜滴がスス病など病気の原因にもなりますので 数が少ないうちにこすり落とし、

ベタベタしていたら水拭きします。あまりにも増えるときはカイガラムシ用の殺虫剤を散布することもひとつの方法ですが、固い殻が浸透をはばんで効果がないことも。マシン油乳剤を予防として塗布しておくと効果が高いようです。

 

 

うどん粉病

まれに葉や茎に白い斑点が広がるときはうどんこ病の可能性もあります。白いカビが原因で、広がると光合成が阻害されます。

病気になった葉が回復することはないので 見つけたら早い段階で切ります。放っておくと生育不良になり、最悪 枯死してしまうので早期発見し対処することが重要です。

 

 

ハダニ

気温が高く乾燥した状態で発生しやすく、葉の裏に発生にて葉の栄養を吸って生きています。

放っておくと葉の色が悪くなったり弱ってしまうことがあります。ハダニは水に弱い特性があるので葉水などで予防できます。

 

 

まとめ

生育旺盛なウンベラータは置き場所が合えばぐんぐん成長しますのではじめて観葉植物を扱う方にも育てやすい品種です。

小さな株を購入し、毎年ひとまわり大きな鉢に植え替えていき、少しずつ幹高を高くする方法もあります。CM撮影やドラマの背景に使われることもおおく、清潔感がありどんなインテリアにもなじみます。

大きな株になると室内でもシンボル的なインテリアになり、丸い大きな葉が風水効果もアップしてくれるようです。こまめに葉水をあげて_ほこりをとり、観察し、心地よいグリーンのある暮らしをまずウンベラータからはじめてみませんか。

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