プレクトランサスの育て方|種類、花の咲かせ方は?

プレクトランサスの育て方、特徴、種類について紹介します。

 

観葉植物プレクトランサスの特徴

科名シソ科プレクトランサス属のプレクトランサスはアフリカ、オーストラリア、東南アジアなどに100種類以上自生しています。花が咲くタイプは薄紫や、ピンク、白の小さな筒状の花をつけます。原産地はアフリカ・オーストラリア・亜熱帯アジアなどです。

また、ハーブや多肉植物に分類される個性的な品種もあります。観葉植物としても、花を楽しむガーデニングの植物としても、幅広く人気があります。

総じて乾燥に強く、初心者の方も簡単に育てることができます。株は立ち性と這い性のタイプがあります。

 

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プレクトランサスの種類

 

プレクトランサス・モナラベンダー

出典:楽天市場

黒みがかった濃い緑の葉に、サルビアによく似た薄紫の花をつけます。暖かい時期のガーデニングにも大変人気の品種です。

 

プレクトランサス・マダガスカリエンシス

ほふく性で、葉は淡い緑色、葉の周りに白い斑が入っています。爽やかでとても可愛らしい品種です。

 

プレクトランサス・アルゲンタツス

出典:ALPHA GARDEN

オーストラリア原産で「シルバーシールド」とも呼ばれ、銀色の葉が非常に美しい品種です。花は白く、株は50センチほどになります。

 

プレクトランサス・サルコステムモイデス

アフリカ原産で多肉質な木姿です。多肉植物として販売されていることが多いです。成長スピードはゆっくりで年間を通じて変化は少ないです。挿し芽で容易に増やすことができます。

 

プレクトランサス・エールテンダリー

花はなく、ギザギザの丸い葉が特徴的です。葉の表面は濃い緑色、裏は赤紫色で個性的な品種です。

 

プレクトランサス・ヌンムラリウス

南アフリカ原産です。葉っぱは5cmほどで小さく肉厚です。フチはゆるいギザギザになり、葉色は黄緑色で光沢があります。

 

プレクトランサス・ピンククリッカー

出典:楽天市場

姿30センチほどの立ち性で暖かい時期のガーデニングに大変人気があります。ピンクの可愛らしい花が春から秋にかけて咲きます。

 

プレクトランサス・アロマティカス

今大変人気の高いアロマティカス。香りが非常によく、室内でも屋外でも気軽に栽培することができます。爽やかな淡い緑色で葉はぷっくりと肉厚です。

 

「多肉植物」や「ハーブ」のコーナーで販売されていることも多々あります。ハーブとしてのアロマティカスはレシピも多く公開されており、サラダのソースにしたり、ソーダや紅茶に入れて楽しむことができます。

インドネシアやフィリピンなどでは火傷を治すメディカルプランツとしても知られています。アロマティカスは日当たりを好みます。直射日光を避け明るいところで管理してください。また、多肉質のため、水はやや控えめに乾燥気味に育てます。

挿し木で増やすこともできますが、水差しで簡単に増やすこともできます。挿し木と同じように挿し穂を作り、水に挿しておくだけです。毎日水を換え新鮮な水に保っておくと、1週間ほどで発根します。

 

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観葉植物プレクトランサスの育て方

置く場所・温度・日光

柔らかい日当たりの場所が好ましいです。強い日差しでは葉焼けを起こしてしまうこともあるので直射日光は避けてください。

耐寒は5度ほどで寒さには弱いので、屋外の場合は霜は避けるようにしてください。できれば鉢植えにして寒くなった場合は屋内に移動できるようにしておくのが好ましいです。

 

 

日常のお手入れ

生育旺盛な時期は、芽の先を摘み取り脇芽を多く出させると、繁の良い姿になっていきます。花がつく品種は、枯れた花がらは摘み取るようにしてください。

また、枯れた下葉が出てきた場合も速やかに摘み取っておくと病気の予防にもなります。

 

 

水やり

土の表面がまんべんなく乾いたら、たっぷりと下から水が出てくるまであげます。乾燥には比較的強いので、水やりによって失敗してしまう可能性は低い丈夫な植物です。

品種によって変わってきますが、花が咲くものは土が乾いたらたっぷりとお水をあげ、多肉質のものは多肉植物に準じた管理をすると良いでしょう。

 

 

害虫・病気

カイガラムシに注意しましょう。室内で育てていて、空気が乾燥しているとカイガラムシが発生する場合があります。

見つけ次第、殺虫剤などで駆除します。カイガラムシの成虫の場合は濡れたティッシュや柔らかいブラシなどでこすり落としましょう。

 

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肥料

肥料をあげる場合、寒い時期を避けて春から夏の暖かい時期に緩効性の置き型の肥料をあげるようにしましょう。株が弱っている時に肥料をあげるのはよくないので、元気な成長期にあげるようにしてください。

 

 

植え付け

プレクトランサスは、タネはほとんど流通していないため、苗を購入します。生育は20度から25度なので、暖かい時期に鉢や地植えにして植え付けを行います。寒さには弱いので、通年育てたい場合は容易に移動できる鉢植えがオススメです。

苗よりも1回りから2回り大きな鉢に植えます。複数植える場合や、地植えの場合は風通しやその後の生育を考えて20センチほど間隔をあけて植えると良いでしょう。根の周りの土を半分ほど落としてから植えると、根の張りが良くなります。

 

 

植え替え

陶器鉢などに植え替える場合、用土は市販の観葉植物用の土を使うと便利です。ただ、肉厚の「アロマティカス」は多肉植物用の水はけの良い土を使うこともあります。

アロマティカスは「多肉植物」や「ハーブ」のコーナーで販売されていることも多くプレクトランサスの中では、少々特徴的です。

 

 

花の咲かせ方

開花時は10月以降です。冬の寒さには弱いので、寒くなったら屋内に移動してください。短日処理を行うと花が咲きやすくなります。

5度以上に保ち、日当たりを1日12時間ほどに調整し40日から50日続けると花がつきやすくなります。夕方から翌朝までダンボールをかぶせ遮光するなどして日当たりを調整します。

 

 

増やし方(挿し木)

挿し木で簡単に増やすことができます。5月から6月ごろに10センチ穂のところで切り取り下の葉を落としてバーミュキュライトなど挿し芽用の用土にさしてください。

土が乾かないように注意し、半日陰で管理します。2、3週間で発根するので、鉢や地面に植え替えます。

 

 

寄せ植え

プレクトランサス・ピンククリッカーなどお花が美しいタイプは、メインに、サイドにはオレガノケントビューティーやサルビア、ロータスプリムストーンなどをあしらうとボリュームよくシックに仕上がります。

葉を楽しむプレクトランサス・マダガスカリエンスなどはカラーリーフと合わせて楽しむこともできます。レックスベゴニアやセブリナ、スウェーデンアイビー、ワーヤープランツなどとも相性が良いです。

 

また、バラやペンタス、ビオラをメインに植え、サイドや背面にプレクトランサスを入れまとめることもできます。プレクトランサスは花が10月から12月ごろに咲くので、出荷流通は秋頃が多くなります。

最近では、紫の花と濃いグリーンの葉が妖艶で美しいことからハロウィンのギフト、装飾品としても人気があります。アロマティカスなどは通年流通があります。育ててみたい品種がある場合は、お花屋さんや園芸店に問い合わせをしてみましょう。

 

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まとめ

品種によって管理のコツが少々変わってくるので、育てるプレクトランサスがどのような特徴の品種かよく知ることが大切です。観葉植物として楽しむこともできますし、また、秋口にピンクや淡い紫、白の可愛らしい花を楽しむこともできます。

寒さには弱いのですが、冬場は屋内の日当たりの良い場所に移動すれば、冬越しも簡単なのでぜひお気に入りの品種を育ててみてください。