ショウジョウソウの育て方|増やし方、特徴は?

ショウジョウソウの枯れない元気な育て方、特徴について紹介します。

 

ショウジョウソウの特徴

  • 学名:Euphorbia heterophylla
  • 科名:トウダイグサ科ユーフォルビア属
  • 原産地:ブラジル

赤と緑のクリスマスカラーが印象的なポインセチアによく似た観葉植物です。派手な花びらに見える赤い部分は実は葉です。花は中心部に付いている粒々とした形状の部分です。草丈はおよそ80cmで低木になりよく茂ります。

園芸やガーデニングでは春にタネをまいて夏~秋に鑑賞し、冬には枯れてしまう一年草として扱割れています。「サマーポインセチア」の名前で流通することもあります。

 

茎の頂点近くに付く葉が赤くに色づくのが特長です。花は茎の頂点に粒々としてまとまってついています。ポインセチア同様に地味な花です。見頃は夏から秋で、寒くなる11月頃までは赤く色づいた葉を楽しめます。

丈夫な植物なので一度植えると自然にこぼれた種から勝手に生えてくるようになります。ショウジョウソウの名前は赤い葉を、空想上の顔の赤い生き物の「猩猩(しょうじょう)」に例えたそうです。ちなみにポインセチアの和名はショウジョウボクになります。

 

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観葉植物ショウジョウソウの育て方

栽培にあたっての注意点

ショウジョウソウはユーフォルビアの仲間になります。幹や葉を折ったり切ったりすると、切り口から乳白色の樹液がでます。この白い樹液は皮膚が痒くなったり、かぶれてしまうことがあるため手入れの際は気を付けてください。

 

 

水やり

ショウジョウソウは4月から10月が生育期になります。鉢植えやプランターなどの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげてください。冬場は土の表面が乾いてから、3〜5日くらい経過してから水をあげてください。

地植えの場合は雨頼りにしても構いません。あまりに日照りが続くようならば、夏場は朝や夕方など涼しくなってから水撒きをするようにしてください。日中に水をやると土の中の水分が上がってしまったり、早く蒸発してしまったりして効果的ではありません。

 

 

つきやすい害虫や病気

特には問題ありませんが、室内で鑑賞している場合はハダニに注意してください。ハダニは暖かい季節に乾燥しやすい環境で発生する害虫です。小さな粒々とした形状で群生すると蜘蛛の巣が張ったようになります。

初期の段階で発見できれば、濡れた布でふき取ったり洗い流すことで対処できますが、群生してしまった場合は専用の殺虫剤を使用してください。

 

 

肥料

ショウジョウソウは4月〜10月頃に置き肥を一度だけ行ってください。外で栽培する場合は特に季節ごとの肥料は必要ありませんが、種まきをする際に、土に肥料を混ぜておくのも効果的です。

 

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季節の手入れ方法

耐暑性は強く、夏の炎天下でもよく成長します。ガーデニングに大変人気の品種になります。植え付けは4月から6月頃に行ってください。種まきはこの時期に行います。

ショウジョウソウは、種蒔で簡単に増やす事ができますが、こぼれ種であってもかなりの確率で発芽します。発芽温度は、20〜30℃くらいです。植えたショウジョウソウから種を取る場合、ショウジョウソウの種は花の下部にある果実の中にあります。

 

その果実部分は熟するとベージュ色になります。色づいたら中から種を取り出しましょう。種蒔の時期まで保管する場合は、よく乾燥させてから紙袋などに入れて遮光し涼しい場所で保管をしてください。また株の植え付けを行うのは、5〜7月頃のより暖かい時期が良いです。

ショウジョウソウは、直根性の根っこになります。直根性というのは、ゴボウや人参のように、根が途中で別れずに、まっすぐ太く伸びる性質を言います。このタイプの根を持つ植物は、根が切断されてしまうと、再生が難しいため、移植があまり向いていません。

 

ショウジョウソウの種まきをするときは、植え替えなくても良いように直まき、またはポットまきにして種が隠れるくらいまで土で覆います。

ポットに撒く場合、育ってきたら植え替えが必要になります。根が回ってきたら丁寧に植え替えを行います。苗を買ってき他場合も同様になります。根を傷つけないように無理に土を落とさず、ポットから抜いたそのまま植え替えるのが良いです。

 

同じ仲間のポインセチアは短日処理をしないと葉が赤くなりませんが、ショウジョウソウは特に短日処理は必要ありません。

短日処理とは、人工的に紅葉させる作業のことを言います。秋口に気温が下がり始めた頃に段ボールなどをかぶせ日照時間を短くし、紅葉を促進させる作業のことです。

 

 

置き場所

ショウジョウソウは多湿の環境を嫌います。夏の蒸れや水のやりすぎに注意してください。鉢植えで育てる場合は、日当たりの最も良い場所で育ててください。外で育てる場合、夏の寒さには強いのですが、冬の寒さにはとても弱い性質があります。雪や霜が当たらないようにしてください。

また、ユーフォルビア全般に共通しますが、水はけの良い土で栽培してください。庭先などで直に種をまく場合も、必要であれば水はけの良い土に入れ直してからまくようにしてください。

 

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増やし方

ショウジョウソウは種まき、または上田株からのコボレ種で簡単に増えていきます。生育が旺盛なため、翌年以降広範囲で確認されるようならば移植するようにしてください。直根性のため、鉢植えや苗での流通はやや少ないです。

 

 

ショウジョウソウの花

ポインセチアによく似ていて、ユーフォルビアの独特で特徴的な花をつけます。赤く色づいて、花のように見える部分は実は葉になります。7〜10月頃が花期になります。茎の先端に黄緑色の鐘形の花弁がない「花序」がつきます。

花がついてから、上の方の葉が赤色に変わってきます。葉が赤色になるのは子孫繁栄のためと言われています。虫や鳥は鮮やかな色に惹かれて寄ってくるので、虫を寄せ付け受粉させ、鳥に種を食べさせて種を遠くまで運んでもらうため葉を赤くします。

花は、雌と雄、異なる花の「杯状花序」になります。トウダイグサ科特有の花のつけ方になります。「杯状花序」は、苞が変化をして杯状になった中心に、雌花と雄花を咲かせますよく似ているポインセチアも同じような花のつき方をします。

 

 

ショウジョウソウを上手に楽しむポイント

ショウジョウソウは低木ですが、こんもりと繁る性質があります。株間は20センチから30センチ開けておくと良いでしょう。多湿を嫌うので株間を開けておくと風通しも良くなりよく育つようになります。

水はけの良い土に入れ替える櫃がある場合は、市販されている「草花用」の培養土が向いています。自分でブレンドする場合は、赤玉土7:腐葉土3の割合が向いています。

背丈が大きくなると伸びたり倒れやすくなるので、6月頃までを目安に摘芯しておくと見栄えが良くなります

 

 

花言葉は「祝福」「良い仲間」

「祝福」は赤く色づく葉が鮮やかで花のように見えることが由来しているそうです。「良い仲間」の方はポインセチアの花言葉と同じです。ユーフォルビア独特の粒々と花が集まっている様子から連想されたのかもしれませんね。

 

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まとめ

ショウジョウソウによく似た草木でショウジョウソウモドキという品種もあります。主に沖縄などの暖かい地域で確認されていて、栽培されているというより道端や畑、荒地に雑草的に生えているのを見かけることができます。

やや大型に茂り、色のない大きなショウジョウソウ、という雰囲気です。アメリカ大陸原産の帰化植物になります。一見するとただの緑の草木ですが、よく観察し花を見ると、ユーフォルビア特有の杯状花序が見受けられます