アラレアの育て方|種類、病気、水やりは?

ノコギリのようなギザギザした葉をもつ、アラレアをご紹介します。

 

観葉植物アラレア(ディジゴセカ)の特徴

出典:*tree tree*

ウコギ科シェフレラ属のアラレア(ディジゴセカ)は観葉植物として室内管理のしやすいシェフレラ属の仲間です。カポックなどと管理も似ているのですが、最大の特徴はやはりギザギザとした掌を広げたような葉です。

自生地では8mくらいになる高い木なのですが、主に観葉植物として出回るものは幼木で1mくらいのものが多いです。その理由は、成木で大きなものになると葉も大きくなり、アラレア特有のギザギザした葉ではなくなるからです。

 

新芽に鑑賞価値があるとされ、小型低木として小さく維持していくような観葉植物になります。茎は直立してスタイリッシュな印象があり、深いモスグリーンのギザギザした葉の作る陰影はとても美しく、落ち着いた雰囲気の部屋によく合います。

和室に使われることが多いのですが、アジアンにも洋風な部屋にも合い、効果的に照明を使えばよりアラレアが引き立ちます。原生地はニューカレドニア・ポリネシアです。

 

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観葉植物アラレアの育て方

出典:*tree tree*

日光・置く場所

5月~9月の間は直射日光のあたらない、日当たりの良い場所に置きます。できれば戸外のあまり高温になりすぎないような場所に置くと生育不良を起こしにくいです。

コンクリート上に直接置くと、幼木であるために根が痛みやすくなります。しかしアラレアはある程度の耐_暗性があるため、半日陰の場所であっても維持できます。

温暖な地域の植物ですので寒さに弱く、カポックなどに比べると耐寒性もないので気温が15度を下回るようになったら室内に取り込みガラス越しの場所に置き、日中は日光浴をさせると良いでしょう。(耐寒温度8~10度)

 

 

水やり

5月~9月の間は鉢土が乾いたら鉢底から水は滲み出る程度たっぷりと水をやります。気温がさがってくる10月頃から生育もにぶってきますので徐々に水やりの_回数を減らします。10月~4月は鉢土が乾いてから5日程度経ってから水を与えるような目安で管理してみてください。

また、葉水をこまめにして室内の空中湿度を上げることも大切です。(葉水とは、葉から少し離して霧吹きで水を吹きかけ葉から水分を吸収させること。病気や害虫の予防にも効果があります。)

 

 

市販の観葉植物用の土か、配合する場合は赤玉土6・腐葉土4程度で混ぜ合わせてもよいです。

 

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肥料

5~9月頃に薄めた液を適宜与える程度にします。多肥は厳禁です。

 

 

植え替え・植え付け

植え付け、植え替えともにしっかり気温が上がった4~5月が適しています。暑さが和らいだ9月頃もいいのですが、寒い時期に向かっていくので根の成長のためには春先がよいでしょう。

鉢底から根が見えていたり、水やりをした後なかなか土が乾かない時などは根詰まりを起こしている可能性があり、植え替えのタイミングになります。古い根を1/3程度取り除き、新しい土でひとまわり大きな鉢に植え替えるとよいでしょう。植えつけたあとはすぐにたっぷりと水をやります。

 

 

仕立て直し

出典:instagram

冬を越して葉が落ちてしまった、形が悪くなった場合は仕立て直しをしましょう。葉は1年くらい経つと自然に枯れ落ちます。これは葉の寿命なのですが、乾燥や低温でぽろぽろと葉が落ちてしまうこともあります。

暖かい時期に葉を切り詰めることで幼葉が出て見栄えがよくなります。仕立て直しはしっかり気温が上がった5~6月に行います。

根詰まりを起こしているような株や水はけが悪くなっている土だと新芽が育ちにくいので、植え替えを行ってから株元から1/3の場所でばっさり枝を切り落とします。しばらく日当たりのよい場所で水を切らさないように管理しましょう。

 

 

増やし方(挿し木)

アラレアは挿し木で増やすことができます。植え替え時、または仕立て直したタイミングで行うと時期としてもちょうどいいかもしれません。なるべく株元に近い枝を葉が数枚ついた状態で切り取り、挿し穂とします。

赤玉土などを敷き詰めた容器に挿し、しばらく水を切らさないように半日陰の場所で管理します。しっかりと発根したら鉢に植え付けます。(鉢上げ)

 

 

つきやすい病気・害虫

葉の形状上、害虫はつきにくい植物ですが、カイガラムシがつくことがあります。カイガラムシは年間を通して発生しますので、見つけたら早めに取り除きます。白い綿状のものはコナカイガラムシです。

カイガラムシは昆虫の仲間で体長1、2mmで植物の樹液を吸って生きています。カイガラムシ自体が植物を弱らせる原因にはなりませんが、その排泄物が蜜状にベタベタします。

葉や茎についた蜜滴がスス病など病気の原因にもなりますので 数が少ないうちにこすり落とし、ベタベタしていたら水拭きします。

 

 

葉が別の植物のようになってしまった

一般にウコギ科の植物に多く見られます。伸びすぎた枝は頻繁に切り戻し、常に新芽が伸びているようにしておきます。

 

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葉色が悪く、徒長して貧弱な感じになった

耐陰性があるとはいえ、日光のあたらない暗い場所に長期間置くと、光線不足で徒長してしまいます。たっぷりと日光にあててください。

 

 

アラレア(ディジゴセカ)の種類

 

エレガンティッシマ(モミジバアラレア)

出典:peaの植物図鑑

一般的にアラレアとして出回る代表的な品種です。自生地では8mにもなり、成長するとヤツデのように葉が大きく広がります。鉢物としては主に幼木を鑑賞します。

 

エレガンティッシマ・カスター

前種の矮性品種になります。小型で葉の形状も異なり小さめの葉に浅い切り込みが入ります。

 

エレガンティッシマ・バリエガータ

葉の縁に白い斑が入った品種になります。

 

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まとめ

アラレアは店頭で目にする機会は少ないかもしれませんが、インターネット上でも購入することができ、和風インテリアを引き立てる植物として広告撮影などでも時々使われています。品があり、涼しげで畳やい草との相性もいいです。

また、白や黒の鉢に植えると葉姿が強調されてモダンな雰囲気にもなります。籐の鉢カバーにセットするとアジアンインテリアにもよく合います。万能にあらゆる部屋にも馴染む上、ありふれていないかっこよさがありますね。一風変わった葉姿の植物をお探しのときにはアラレアはおすすめです。