セダムの種類|人気の品種の特徴や育て方

観葉植物としても人気のセダムは種類が多く、世界中に400~500種類ものセダムが生息していると言われています。しかも、年間を通して花や紅葉を楽しめる種類が多く、育て方が簡単で色や形が可愛いことから人気の多肉植物です。ここでは、そんなセダムの種類を紹介します。

 

多肉植物セダムを可愛く育てる方法

最後に。紹介したセダムの多くは、ぷくぷくと肉厚で丸っこい葉っぱが、一箇所でギュッと詰まって、とても愛らしい姿をしています。ただ、育てていく中で、間延びしてしまうとその愛らしい姿が台無しになってしまいます。

そこで、間延びしてしまった時の復活方法を簡単に紹介します。それは「挿し木」という方法です。挿し木とは、増やしたい植物の一部を切り取り、発根させて増やす方法で、生命力の強いセダムは、この方法で復活させることが出来ます。

 

間延びしてしまったセダムの株元を少し下辺りから、ハサミなどで切り取ります。切り取ったセダムは、日陰に置いて切り口を乾かします。この時、切り取ったセダムは、地面に寝かせず、容器などに立てかけて乾かしましょう。

この状態で数日経つと、切り口から新しい根が出てきます。根が出たら新しい鉢に植え付けましょう。切り取って残ったもともとの株も、新たに生長します。

 

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セダムの人気の種類

アラントイデス

「アラントイデス」は、セダムの代表種ともいえる品種で、多肉質な葉っぱは、白い粉をまとったように見える白粉葉で、銀色がかった緑色をしています。

成長スピードはゆっくりですが、暑さや寒さには比較的強く、丈夫で育てやすい品種です。直射日光に当たる風通しの良い場所を好みます。屋外で育てる場合、冬の間などに室内に取り込むことで、日光不足になることがあります。

その状態で、春になり急に屋外に出して日光浴させてしまうと、葉焼けを起こしてしまうので、冬の間でもなるべく屋外で日光浴させるようにしましょう。耐寒性がある品種なので、-2℃くらいまでは耐えてくれます。

 

 

メキシコマンネングサ

こちらも、アラントイデスに次いでポピュラーなセダムの品種です。多年草のメキシコマンネングサは、セダムの中でも環境に対する耐性が優れており、暑さや寒さ、乾燥に強く、更に塩害やアルカリ性にも強いため、荒れ果てた地でも自生することが可能なほど丈夫です。

直立して生え、樹高は10cm以上のものが多くセダムの品種の中では、大きい品種となります。葉っぱや茎は鮮やかな緑色で、時期がくると黄色のきれいな花を咲かせることでも有名です。ただ、咲いた花の数が多すぎると、花が咲き終わった後には、株が弱ってしまうことがあるので、注意が必要です。

 

 

薄化粧

多肉植物のセダムですが、薄化粧の葉っぱはあまり多肉質な感じではありません。葉っぱが軽いためか、直立しやすく、枝分かれしながら上へと伸びていきます。

薄化粧は、秋になると葉っぱが紅葉します。紅葉は葉っぱの外側から徐々にするため、まるでグラデーションのように色づき、とても綺麗な紅葉姿を楽しむことが出来ます。成長スピードはゆっくりで、最大直径が5cm以内で収まります。葉っぱがロゼット状に広がる品種と、上に伸びる品種があります。

ロゼット状に葉っぱが広がる品種に関しては、水やりの際に上から水をかけると、葉っぱと葉っぱのすき間に水が溜まって、そこから傷んでしまうことがあるので、水やりをする時は、なるべく葉っぱにかからないように、鉢の土の上に直接与えるようにしましょう。

 

 

乙女心

緑色の小さなバナナのような、可愛らしい形をした葉っぱを沢山付ける乙女心は、セダムの品種の中でも寒さに強く育てやすい品種です。秋になり気温が下がる頃に、葉っぱの先端から濃いピンク色に染まって、葉っぱ全体が紅葉していきます。ある程度まで生長すると、春先には黄色い星形の花を咲かせます。

春と秋の成長記の間は、土が乾いたら水をたっぷり与えてください。高温多湿な夏と気温が低くなる冬には、ほとんど生長しないため、あまり水を必要としません。

そのため、夏と冬には、2週間~4週間に1回、夏場であれば葉っぱが萎れてきた時に、土の表面が濡れる程度の水やりに留めましょう。また、冬場であれば思い切って断水しても構いません。

 

 

玉葉

短くて厚みがあり、名前の通り玉のような形をした玉葉の葉っぱは、一見ツルツルに見えますが、目には見えないほど細かな産毛で覆われています。

葉っぱは、対生といって、茎を挟んで左右一枚ずつ生えており、上下で重ならないように1段ごとに90℃向きを変えて生えるので、玉葉を上から見ると、幾何学的に葉っぱが並び、横から見る玉葉とは、また印象が違ってみえます。

葉色は、普段はボルドーカラーなのですが、季節や生育環境のよってピンク色に紅葉したり、緑色に変化したりします。

 

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虹の玉

多肉植物の特徴を存分に表した、ぷっくりと膨らんで光沢のある葉っぱがとても可愛らしい多肉植物で、セダムの中でも人気の種類の1つです。

虹の玉は、原生種ではなく、セダムの仲間である玉葉と乙女心が掛け合わさった交雑種ではないかと考えられています。とても丈夫で、成長スピードもゆっくりなので、多肉植物の寄せ植えなどによく用いられています。

夏の様な高温の時期には、葉っぱが緑色をしていますが、秋から春にかけて気温が低い時期には、真っ赤に紅葉し、夏とは違った美しい姿を楽しむことが出来ます。

 

 

オーロラ

虹の玉のバリエーションの1つであるオーロラは、虹の玉に似たぷっくりと膨らんだ葉っぱを持っています。虹の玉と大きく違うところは、虹の玉に比べると、葉っぱが全体的に淡い色をしており、筋模様(斑)が入っているところです。つまり、虹の玉の斑入り種がオーロラということになります。

葉っぱの色は、個体や季節、生育環境によって変化し、紅葉の色づき方やグラデーションも、それらによって異なるので、毎シーズン楽しむことが出来ます。

育て方としては、虹の玉とそれほど違いはありませが、虹の玉より高温多湿な状態に弱く、強い日差しによって葉焼けをしやすいので、夏場は風通しの良い明るい日陰において育てたほうが良いでしょう。

 

 

銘月(アドルフィーコッパー)

出典:https://www.weblio.jp/content/%E5%90%8D%E6%9C%88%E3%83%BB%E9%8A%98%E6%9C%88

葉っぱは多肉質で、先端が尖って細長くつやつやと光っているのが特徴の銘月ですが、中には、先端に丸みを帯びた葉っぱの形をしている品種もあります。どの品種も、育てやすく小さな鉢でもよく育ってくれます。

銘月の葉っぱの色は、葉っぱの縁がオレンジ系の色に染まり、真ん中は黄緑色をしています。秋になり気温が低くなると、紅葉を始めますが、赤色ではなく、葉っぱの縁を描くようにして薄い黄色へと色が変わっていきます。

日の光が好きな品種なので、春と秋・冬には、直射日光が当たる風通しの良い場所に置きましょう。但し夏場の強すぎる日差しに当たると、葉焼けをしてしまうので、半日陰の場所に移動させるといいでしょう。

 

 

八千代

茎の先に多肉質で黄緑色の細長い葉っぱがまとまって生えます。その姿は、まるで小さなバナナのようでとても可愛く人気の種類です。寒くなると、葉っぱの先がほんのりと赤く紅葉するため、黄緑色とのコントラストが、また可愛らしく見る人を楽しませてくれます。

多肉植物なので、水のやり過ぎには注意が必要ですが、生長期である春と秋には、割りと水を欲しがるので、土が乾いたら鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと与えて下さい。この時期は、水を与えた分だけ成長してくれます。

ただ、梅雨の時期には、半月に1回程度たっぷりと水を与え、夏になると断水気味に育て、葉っぱが萎れてきたら、夕方に土の表面が濡れる程度に水を与えて下さい。

 

 

ミセバヤ

原産地が日本のミセバヤですが、山の岩場などで自生し、その数も少なく限られた場所で自生しています。葉っぱは厚みのある円形で、シルバーグリーンの葉っぱの縁は、赤く縁取られています。

茎は、広がるように下に向かって生長するため、ハンギングバスケットなどに入れて天井や壁から吊り下げて飾るといいでしょう。秋になると葉っぱは紅葉し、それに伴って紅色の小花が、茎の先端に球状にまとまって咲き始めます。

冬になると、花や地上部分にある茎葉が枯れ落ち、茎の根元に小さな芽を作りながら休眠します。日本で自生してる植物なので、暑やさ寒さに強くわりと簡単に育てることが出来ますが、過湿には弱い面があり、水をやりすぎたり、日陰で育てたり、真夏の蒸れなどによって枯れてしまうことがあるので、過湿には注意が必要です。

 

 

春萌

最大直径が5cm以内とコンパクトで、名前も可愛らしいことから、室内で観葉植物を育てたい人に人気の種類です。

葉っぱがギュッと集まって生えるため、上から見るとまるで花のように見える春萌ですが、日の光が大好きな種類で、日光に当てずに育てると、徒長といって葉っぱと葉っぱの間が間延びして生長してしまうため、可愛くない見た目になってしまいます。

育てるのは、比較的簡単ではあるのですが、春萌の可愛い見た目を維持し続けるには、年間を通して日の当たる場所に置いて育てなければいけません。但し、夏の強すぎる日差しに当てると、葉焼けを起こしてしまうので、夏の間は、半日陰の場所に移動して育てましょう。

 

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月の王子

黄麗(おうれい)とも呼ばれるこの月の王子は、普段から葉っぱの色が淡い黄色をしている多肉植物の中でも珍しい種類です。耐寒性があり暑さには強いですが、寒さには少し弱い面があります。ただ、室内で管理することで、十分越冬させることが出来ます。

秋が深まり、冷気に当たるとオレンジ色に紅葉しますが、月の王子を紅葉させる場合は、夏の間に日に当手ておくことが必要です。しかも、冷たい秋風に当てると、葉っぱに黒い斑点が出来て落葉するので、注意が必要です。

 

とはいえ、夏の間の強すぎる直射日光を受けると、葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越しの明るい日陰や、戸外で育てる場合は、半日陰などで育てましょう。

セダム類は、乾燥に強く水を与えすぎると根腐れを起こします。そのため、月の王子も、基本的に土が乾いてから水やりをします。また、月の王子は夏に生長期を迎えるタイプなので、夏場にも土が乾いてからたっぷりと水やりをするようにして下さい。

 

 

丸葉万年草

出典:https://www.weblio.jp/content/%E4%B8%B8%E8%91%89%E4%B8%87%E5%B9%B4%E8%8D%89

日本に自生するセダムの仲間で、その名の通り葉っぱの形は丸く、その丸葉を密集させて生えています。暑さ・寒さ共に強く、直射日光にも強く、多少の日陰やジメジメした環境でも育ち、丈夫でよく広がることから、雑草対策としての役目も果たしてくれます。

また、初夏には、小さな星型の黄色い花を咲かせます。グランドカバーとして庭に植えると、花の黄色と葉っぱの緑が、まるで庭にカーペットを敷いたようなかわいい見栄えになりますよ。

どのような環境でも育つと書きましたが、本来は日光を好み、乾燥気味に育てることが適しています。鉢植えで育てる場合には、土が乾燥してから水やりをし、夏以外は直射日光の当たる、風通しの良い場所において育てて下さい。

 

 

玉つづり

玉つづりは、翡翠色の曲玉をつなげたような見た目からこの名前がついたと言われています。ぷっくりと膨らんで丸みを帯びた葉っぱの先は少し尖っていて翡翠色をしたとてもきれいな葉っぱを付けます。

その葉っぱを何枚もロゼット状に重ね、群生して育ちます。秋になり冷たい空気に触れると、葉っぱが赤く紅葉します。

 

その葉っぱはとても繊細で、強い風に吹かれたり、触ったりしただけでも落葉してしまうことがあるので、育てるときには注意して育てましょう。ただ、落葉してしまったものは、葉挿しや挿し芽として利用することができるので、落ちた葉っぱも大切に育てるといいとっ持っています。

玉つづりは、乾燥に強いものの、高温多湿な環境を嫌い、夏場の過湿によって病気を発症してしまうことがあります。特に真夏の直射日光が厳しくて、蒸している時期には、風通しが良い、半日陰の場所で育てるといいでしょう。

 

 

ビアホップ

ビアホップは、メキシコが原産の多肉植物で、寄せ植えなどにもよく用いられ、その可愛い見た目からインテリアグリーンとして空間に癒やしを与えています。

ビアホップは、玉つづりの変種から誕生した品種で、「新玉つづり」という別名もあります。玉つづりよりも葉っぱは丸く、マスカットを小さくしたような可愛い形をしています。

 

株が小さいうちは、そのマスカットのような丸っこい葉っぱが、ギュッとたくさんついていて可愛らし印象ですが、生長するに従って、どんどんと伸びて丸っこかった多肉質な葉っぱもダイナミックな姿になります。

年間を通して直射日光の当たる風通しの良い場所において育てて下さい。ただし、夏場の強すぎる直射日光が当たると、葉焼けの原因になるので、夏場は、風通しの良い半日陰の場所で育てるほうが良いでしょう。

 

 

天使の雫

出典:https://item.rakuten.co.jp/nihonkakiryuutuu/10000975/

なんともファンタジーな名前がついたこのセダムは、人気が高いセダムの中でも、特に淡い紅色に紅葉する種類です。見た目は、同じセダムの仲間の「乙女心」に似ていますが、乙女心よりも丸みを帯び、葉色も白味がかった緑色をしているのが特徴です。

セダムは育てやすい種類が多いのですが、天使の雫はそれらのセダムから見ると、少し育てるのにコツが必要です。とはいっても、基本となる育て方は一緒なので、心配しないでくださいね。

 

他のセダムと同様に、日の光が大好きな種類なので、直射日光が入る風通しての良い場所において育てて下さい。但し、真夏の強すぎる直射日光に当たると、葉焼けの原因になるので、夏場には風通しが良い半日陰の場所に移動して育てましょう。

天使の雫は、高温多湿な環境が苦手で、過湿な状態になると、根腐れを起こしたり病気を発症したりするので、特に梅雨時期や夏場の水やりには注意が必要で、ベランダなどの戸外で育てる場合は、絶対に雨の当たらない場所で育てて下さい。

 

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モリムラ万年草

出典:https://item.rakuten.co.jp/honeymint/10000451/

育て方が簡単で、生命力に溢れ増殖するのも早いモリムラ万年草は、その性質から庭のグランドカバーとしても有名な多肉植物です。環境の変化に強いという性質があり、日向に置いても日陰に置いても、枯れることなくすくすくと育ちます。

ただ、日陰の場所で育てると、株の繁殖の勢いが、日向のものより弱くなったり、株自体が細く華奢に育ってしまうので、元気な株にしたいときには、やはり日当たりが良い場所に置いて育てたほうがいいでしょう。

また、気温の変化には強いモリムラ万年草ですが、過湿な環境は苦手で、年間を通して風通しの良い場所で育てるようにして下さい。風通しが悪い場所で育てると、湿気によってカビが生えたり、根腐れを起こす原因になります。

 

 

恋心

なんとも可愛い名前のこの品種は、女性の間でも人気が高いセダムです。見た感じは、乙女心と似ていますが、乙女心と比べると、恋心の方が少し大きく生長します。

恋心というドラマチックな名前ですが、比較的丈夫で暑さにも寒さにも強い性質があるため、育てやすいです。更に、乾燥にも強いことから頻繁に水やりをする必要もありません。

 

春と秋にある生長期にかけては、土の表面が乾いてから鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えましょう。夏は、断水気味に育てます。もし、葉っぱが萎れてきたら、そのタイミングで土の表面が濡れる程度の水を与えて下さい。

夏場は、夕方頃に水やりをすることをお勧めします。というのも、乾燥に強いぶん、過湿な環境は苦手で、朝に水やりをしてしまうと、日中の暑さで与えた水が蒸れてしまい、株が弱ってしまう可能性があるためです。

多肉植物のおすすめで人気の種類45選

 

 

まとめ

多肉植物の中でも人気のセダムを紹介しました。セダムは育てやすい上に、時期によって様々な姿を見せてくれるとことが魅力ですよね。
是非お気に入りのセダムを見つけて、愛らしい姿に癒やされてくださいね。

 

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