ジャカランダの育て方|種類、病気、害虫は?

観葉植物ジャカランダの枯れない元気な育て方、特徴、種類、病気、害虫について紹介します。

 

観葉植物ジャカランダの特徴

ノウゼンカズラ科キリモドキ(ジャカランダ)属の本種は熱帯アメリカに50種ほどありブラジルなど熱帯、亜熱帯地方では庭園樹や街路樹になっていることもあるジャカランダ。別名「紫雲木しうんぼく」「キリモドキ」と呼ばれます。

細かい無数の葉が対生に広がり、繊細で柔らかな印象です。しかしジャカランダの最大の魅力は釣り鐘状の可憐な花です。花ことばは「名誉」「栄光」その花は薄紫色とも藤色とも言えない神秘的な色で自生地では満開になると花が木を覆うほど咲きほこります。

 

南米ブラジルなどでは乾季の終わり頃に街路樹のジャカランダの花が一斉に咲き、まるで日本の桜のように美しく印象的です。原生地はペルー・アルゼンチンで、原生地では樹高15~20mになる落葉樹です。

一般的に観葉植物として売られているジャカランダは幼木のため花を咲かせることは滅多にありません。樹高2m以上の幹の太いものや日本でも温暖な気候の地域で地植えになっているものは(宮崎県日南市が知られています)開花することもあるため注意深く観察してみましょう。

 

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観葉植物ジャカランダの育て方

日当たり・置き場所

春~秋の生育期間は屋外の日当たりのよい場所に置きます。室内で管理する場合もなるべく日当たりのよい窓辺などに置きます。

寒さには比較的強く耐寒温度は0度ほどですが、葉は寒さにあたると黄変してポロポロと落ちます。冬季は室内に取り込み、越冬させた方が安心です。春になるとまた新芽が芽吹きます。

 

 

水やり

春から秋の生育期間は土が乾いたことを確認して、なるべく毎日水をやります。置き場所にもよりますが、屋外は水分の蒸発が早いので水切れに注意します。秋から気温の下降に合わせて水やりのペースも減らしていき、冬季は水やりをひかえて乾燥気味に管理します。

冬場に乾燥した室内では葉水も有効です。(葉水とは、葉から少し離して霧吹きで水を吹きかけ葉から水分を吸収させること。病害虫の予防にもなります)

 

 

観葉植物用の土か、配合する場合は赤玉土6・腐葉土3・軽石1程度を混ぜ合わせたものを使用します。

 

 

肥料

特別肥料は必要としませんが、生育を早めたい場合は春に緩効性の固形肥料を置き肥します。肥料は弱っているときには逆効果になってしまうので注意しましょう。

 

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植え替え・植え付け

ジャカランダは成長が早く、根詰まりしやすいので早めに植え替えましょう。5~6月に鉢から抜いた根と古い土1/3程度落とし、一回り大きな鉢に植えつけます。

購入した時は卓上サイズだった苗木も鉢を年々大きく植え替えていくことで大きくしていくことができます。

 

 

剪定・摘芯

葉が茂ってきたものや伸びすぎた枝は風通しを良くするため適宜剪定します。コナジラミなどの害虫予防にもなります。また、枝数を増やしたいときは新芽の先を摘み取る作業を行います(摘芯)

 

 

増やし方(挿し木)

春に新芽の出た枝の頂点から7~8センチ程度を切り落とし挿し穂とします。下葉をとり、葉を1/3程度まで切り詰めます。挿し穂を挿し木用土(無菌性の赤玉土など)に挿し、土を湿らせます。

時々水を与えながら一ヶ月ほど半日陰の場所で管理します。その間、乾燥を防ぐため、ビニール袋をかぶせてもよいでしょう。その場合は鉢底から包み込み、てっぺんに少し空気孔を開けるようにして緩くとめます。十分に発根したら鉢上げといって、用土に植え付ける作業をします。

 

 

インテリアとしてのジャカランダ

細い華奢な幹に繊細なこまかい葉を茂らせるジャカランダは見た目に爽やかで涼しげな印象です。和風装飾にもよく合い、和鉢や黒いスクエア鉢などに植えると和モダンな雰囲気が出せます。

縦に長い鉢に植えて高さを出せばスタイリッシュな印象にもなり、白やベージュの鉢に植えると柔らかい葉を生かすことができます。

鉢を移動する際にはなるべく温度変化のないように気をつけましょう。本来は寒さで葉を落とす落葉樹ですので葉が落ちることも想定して掃除のしやすい場所におくこともポイントです。

 

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ジャカランダの病気・害虫

カイガラムシ・コナカイガラムシ

風通しが良くない場所で管理しますとカイガラムシが発生することがあります。ベタベタした蜜状のものがついていたらカイガラムシが原因です。白い綿がついているものはコナカイガラムシです。

葉が密集しやすいデュランタは時々剪定して通気性をよくしましょう。ついてしまった場合は数が少ないうちに拭き取りとります。春先にカイガラムシ用の薬剤を散布することも有効です。カイガラムシは湿度に弱い性質があるので時々葉水をして乾燥を防ぐことが一番の予防になります。

 

 

コナジラミ・オンシツコナジラミ

白く細長い羽を持つ通さな虫です。主に植物の先端に近い若葉の裏で吸汁や産卵を行います。幼虫から成虫まではべたべたした甘露状の排泄をします。そのため虫は多発すると植物の生育が悪くなるうえ、甘露が黒く葉色が悪くなるスス病の原因にもなります。

孵化する前の段階で洗い流すか、増えてしまった場合は殺虫剤の散布をします。オンシツコナジラミは室内で管理しているものは冬でも発生します。

 

 

ハダニ

ハダニは気温が高く乾燥した状態で発生しやすく、葉の裏に発生にて葉の栄養を吸って生きています。放っておくと葉の色が悪くなったり弱ってしまうことがあります。ハダニは水に弱い特性があるので葉水などで予防できます。

 

 

ジャカランダの種類

 

ノウゼンカズラ

夏にオレンジ色の釣り鐘状の花を咲かせる強健な性質のつる性植物です。ジャカランタとは雰囲気がことなりトロピカルなイメージです。

 

 

ニンニクカズラ

葉や花を揉むとニンニクのような匂いがするのでこの名前がついたとされます。薄紫色の花がラッパ状に咲き、密集します。熱帯アメリカ原産のつる性植物です。

 

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インカルビレア

初夏にピンク色の花を咲かせる球根植物です。

 

 

カレーバイン(ピグノニア)

出典:Weblio辞書

北アメリカに自生するつる性植物です。ラッパ状の赤褐色と黄色のツートンカラーの花はその名のとおりカレーのようなスパイシーな香りがします。